それ 認知症かも

認知力の衰えを頑なに否定する年老いた母。それを反面教師に自らのこれからを考える息子。

C)私のこと-決めたこと

あれも、これも、一気に(第一弾)

まんじりともせず、寒々とした実家での一泊を終え駅に向かった私は、出会い頭の電車に乗り、新幹線を乗り継ぎ、帰宅の途についた。 車中頭をよぎったのは、家の片付け。 母が一念発起しあの家に帰る日が来るのか、やはりそんなことはないのかわからぬが、あ…

どうなる?どうする?

包括さんと面談、ここまでの経緯、S病院で話したこと、等説明した。 S病院からは包括支援センターに「そちらで担当の真坂さんが入院することになった」と一報が既に入ったという。 包括支援センターを訪問した主な理由は2点。 現在要支援1の介護保険を変更申…

骨折病棟ふたたび (後編)

dot.asahi.com 東京都老人医療センターを12年間に退院した大腿骨頚部骨折患者のうち, 調査できた867例を対象に大腿骨頚部骨折患者の予後を調べた。退院時平均年齢は78.82歳, 平均観察期間は4.12年である。1. 大腿骨頚部骨折退院患者の12年間の致命率は男性51…

骨折病棟ふたたび (前編)

S病院は新興地区にある一般急性期病院。 実際にそこを訪ねるのも、最寄りの駅で降りるのも今回が初めてだ。比較的新しく開発された地区にある駅だけあって造りはきれい。立派な駅前通りがあり、その両脇に大きなビルが建ち並んでいるのが見える。でも駅前は…

警察から

おもむろに振動し始めた私の時計、振動が止まらない。 なんだよ、と思いながら画面を見る 見慣れぬ発信元番号が表示されている ドキッとした 局番が郷里のそれであること、すぐにわかったからだ 振動を続ける時計をそのままに、頭の中でグルグルと思いが巡る…

母の携帯

ずいぶん前のことですが・・・ 「監視されてるようでイヤダ!こんなものはいりませんので、早々に引き取りに来て下さい。以上です!」 ガシャンと音が聞こえたわけではないが、プツッと回線の途切れる無機質な音に、発信元の憤懣やるかたない感情が乗せられ…

書籍;「3行日記」を書くと、なぜ健康になれるのか?

新年から日記を書こうと決め、ほぼ日5年日記を購入してからあっという間に年が明け、本日元旦也。書こうと思った動機はただ”なんとなく”、そして年号も変わることにも背中を押された気がする。 「3行日記」を書くと、なぜ健康になれるのか? こういう本がある…

ご機嫌伺い 年末現地出張編 その3 ”心配なのは”

ところで、12/2の週”慣”ご機嫌伺いでの母との会話; ~それと日記の話で思い出したけど、そういえば父さんの万年筆ってまだそのまままだ保管してあるのかな? ああ、居間の引き出しにあるよ。父さんは色々書き物をするのが好きだったからねぇ・・・。 ~年末…

目が心配

白内障手術を受けられた方のブログを拝見しながら、ふつふつと思い起こしたことを今回は書きます。 私自身は、相当の近眼、更に(多分)老眼ということもあり、遠近両用のものとか、”ブルーライトがカットされてる”PC用メガネ(否ハズキルーペ)とか、いくつ…

勘違い、すれ違い、の果て

www.masakahontoni.com 先日の件↑、その後・・・。 どのような経緯で、母があのような事実と違う話しをする状況になったのか包括さんに質問したところ; 先日お伺いしてお話しをさせていただいた時、テーブルのそばに大きな封筒が何部かあったので、気になり…

勘違い、すれ違い

先日日曜日の母との会話で気のついたところを包括さんに連絡。 先週火曜日16日は通院のため”脳活の集い”には出席できなかったと本人から聞きました。どうやらぐらついていた奥歯が数本抜け落ちたようです。抜け落ちた歯肉に かみ合わせの奥歯がぶつかり少々…

波状攻撃

この2~3日少々病んでおりました、精神的に。 原因はあの方です。 特にこの2週間ぐらいですが、度重なる母からの電話攻撃に辟易しておりまして、気の短く上に修行の足りない私は早々と我慢の限界直前まで来てしまいました。 これ以上耐えると、精神的に壊れ…

あんばい

kotobank.jp 先日のご機嫌伺い(10/14)での出来事を包括さん宛にしたところ、早速返事を頂きました。 "母の主張”(網掛け部)それぞれに関する包括さんのお応え、そして私の思うところを留めておきたいと思います。 ”脳活の集い”でもらったテキスト3冊の内 …

布石 @包括支援センター

秋雨らしからぬ雨が、それらしく小降りになった頃、包括支援センターに到着。約束の数分前だった。 担当の方が急用で不在、代わりの方が応対して下さった。 別の方ということもあり、1ヶ月ほど前包括さんへ電話を入れたところの状況説明から話し始める。 母…

もっと知りたい、認知症と健康

"認知症"という総称がこれほど耳元にこびりついたまま離れないのは、やはり、母があのような状態になったからなのでしょう。 もしかしてMCI?と思い始めた2年ほど前から、ここに至るまで、それは、時として耳鳴りのように私を揺さぶります。 そもそも、私…

母の「!」状況を見て、すぐ始めたこと

お盆帰省中、母の様子がさらに「!!!」であること目の当たりにし、すぐに始めたことが三つあります。 それぞれ全くつながり ありませんが; 1.毎週定時に、私の方から電話を入れる これは、(特に「!」な状態になると思われる夕刻に)あれこれ一人勝手…