それ 認知症かも

認知力の衰えを頑なに否定する年老いた母。それを反面教師に自らのこれからを考える息子。

手紙 令和2年末・・・その②

 

施設長への手紙と共に、母へのメッセージを同封した・・・

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ほどなくして、施設長から返事を頂いた・・・

 

f:id:masakahontoni:20190503183506j:plainお心遣いを頂き厚く御礼申し上げます。

本当にこのコロナ禍が一体いつ収まるのやら・・・果てしない時間がかかりそうで・・・。

お母様に早速お手紙をお渡しし、お読みいただきました。

 

f:id:masakahontoni:20190503183506j:plain実は、この1ヶ月程、朝食が済むとお母様が

「ここは公民館でしょ? この集いに来るのに すぐ帰るつもりで家を開けっ放しできちゃったので・・・鍵をかけてくるね。」

とご自宅へ帰ろうとされまして・・・そんな問答が朝の挨拶のようになっています。

 

f:id:masakahontoni:20190503183506j:plainそこで、私がパソコンで作成したものを、息子様からのお手紙としてお母様へお渡ししてあります。

内容は、

骨折してリハビリ目的でここにいらっしゃること

家の管理はキチンとしているから心配ないこと

お母さんは迎えに行くまで、リハビリを頑張っていてほしい事

などです。

 

f:id:masakahontoni:20190503183506j:plain本日、頂いたお手紙を手渡し、お母様が声を出して読んで下さいました。

同様の事が書かれていまして、私、なんともうれしくなりました。

お母様も

「以前のものと同じような内容ね。当分迎えには来られないのね。」

と納得されておられました。

 

f:id:masakahontoni:20190503183506j:plainお母様は、お変わりなくお元気にお過ごしです。

特にお裁縫が得意で、何かと活躍してくださっています。

手先の器用さにはいつも驚かされています。

真坂様もどうかご自愛くださいませ。

 

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あぁ、今日は無事だった、大丈夫だった、

と 日々安堵し、

明日は大丈夫か、気をつけなければ、

と また緊張し、

そんな今日、明日が続いてゆく

でも、

あそこまで頑張ればトンネルの終わりが見えてきそう、といった目処はない

いったいこのトンネルはどこまで続くの?

 

そんな思いが、施設長の”果てしない時間がかかりそう”という表現になったのだろうか?

 

確かに母は裁縫が得意で、それが趣味でもあった。和裁の内職をしていたことも、と聞いた。

f:id:masakahontoni:20210105111024j:plain願わくば、母の趣味が、裁縫、といったことでなく、

何と言おうか・・・外交的、

そう、周りとワイワイガヤガヤ 

積極的にコミュニケーションをとったり、

或いは、何かしら肉体的活動をともなうような、

そんなものだったら、

老後はどうなっていただろう?

認知症という患いに某かの影響はあっただろうか?

そんな答えの無い問いが浮かんだ・・・

 

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補足;松平健氏は昨年12/29に療養期間を終えたと所属事務所が発表