これまでお世話になった施設長が退職となり、新たな施設長が3月から着任する・・・
果たして新たに着任する施設長はどのような方か?
コロナ禍の中、直接ご挨拶に、というチャンスは当分ないのかも。
(さてどうしたものか・・・)
直接お会いしてご挨拶できないことのお詫び、これまでの経緯等ざっと説明したもの、昨年末母宛に届けてもらった手紙のコピー、そして例の申請書、それらを新施設長宛に送った。
3月中に期限をむかえる母の要介護認定の更新申請について、というのが主旨ではあるが、この際色々気になっている、気にして頂きたいこと等あわせてお伝えしておこう、という算段・・・
程なくしてかかってきた電話の声は確かに、前任者より「若い」声・・・のような気がした。
あっ真坂様ですか? xxと申します。
これはこれは、わざわざすみません。本当でしたら直接お伺いしてご挨拶したいところですが・・・
いえいえ、とんでもございません。
早速ですが、お母様の介護保険認定更新の件ですが・・・
保管させて頂いている保険証を確かめたところ、更新の期限は来年の3月となっているようです
えっそうなんですか?ということは、昨年の更新時に2年間という形で・・・
はい、そのようです。
そうでしたか・・・1年だと思っていました。
それはよかったです。助かりました。
なるほど、昨年初頭、厚労省からこのような(pdf1、pdf2)文書が各都道府県宛にでている。
臨時的措置として有効期間を12ヶ月延長・・・
”やむをえぬ場合”、調査面談行うことなく期間の12ヶ月延長が特例的に認められる。(新規、および、変更はこの限りではないらしい。”新たな”申請 or 現行の要支援・介護度の”変更”申請、の場合、調査面談必須ということでしょうか?)
それとお知らせしたいことがもう一つございます。
ご家族との面会についてですが・・・
これまで長い間滞ることとなってしまい申し訳ありませんでした。
この度、面会を再開しようということになりました。
えっそうなんですか!?
・・・
となると、また面会希望のご家族が殺到することになりそうですね・・・
はい、そういうこともありまして面会の日時につきまして予約をお取り頂いて、特定の日時に集中しないように、と考えております。
面会受け入れ時間帯をxx時からyy時の間とし、希望の日をお伺いしてから、という手順になります。
面会の方法ですが、ご家族にはお庭の方へ回って頂き、それぞれのお部屋の窓越しに、という形を取らせていただくことになりました。
そうですか。窓越しですか・・・こういう状況ですからね。
面会再開したてには希望者が殺到すると思いますので・・・言い方が適当かわかりませんが、私の方は「熱りが覚めてから」という形で結構です。
そうしましたら、後日ご都合のよろしいタイミングで、面会希望日などご連絡ください。
面会は急がない、
そんな私の応答を受けた施設長の声の調子には、どこかしら一息つくような、そんな気配が感じられた。
やはり、こうなるとすぐにでも会いたい、面会予約を取りたい、という家族が多いのだろう。
実際首都圏は未だ緊急事態宣言下ですし、新幹線の混み具合なども見ながら面会時期を考えたいと思います。
多分そのようなことはないと思いますが・・・私には誰も会いにこないと母が訴えるようなことあれば、首都圏は緊急事態宣言が解けていないから、と伝えておいてください。
わかりました。
あれから数週間・・・
面会予約はまだ行っていない。
「取りあえず」首都圏の緊急事態宣言は解除、
東京駅発下り新幹線は時間帯によって既に混み始めている。
そして、何故かわからぬが、週末となると毎週のように天候が崩れ雨風が強まる。
理由をこじつければ・・・諸々諸般の事情により、
多分、
面会は4月になるのだろう、と今は思っている。
或いは、昨年の如く、再び感染者が増え、振り出しに戻る?
先のことはわからない。神のみぞ知る、だ。