先月末のこと。施設長との会話。
非常事態宣言もようやく解除の運びとなりました。
施設内では、2次3次感染対策として私達がやらねばならないことを日々毎日実施しております。
・・・・とにかく、
今までの生活が一変しました。
宣言解除とはなりましたが、今暫くの間は推移をみてゆきたいと思っています。
”無自覚・無症状の感染者”の存在が引き続きあり、人の移動・往来が急に元に戻るとなれば感染者増加が再び起こってしまう不安もあります。
個人的には、当面の間、これまで通り変わることなく自粛に努め推移を見守るつもりです。
いつの日か そちらへお伺いできる日も到来すると思われますが、まずは入所されている方々、そしてその介護にあたられている皆様の安全確保が第一と考えております。
私自身の健康維持にも努めたいと思っております。
当地域の警戒レベルが1段階下がりました。
警戒レベルがもう一段階下がりますと、面会制限が解けることになると思います。
感染の第2波があちらこちらに出現しているようで、安心はまだまだ遠い気が致します。
もうしばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
”無自覚・無症状の感染者”の存在、だけではない。
そこかしこにウイルスそれ自体があり、たとえ感染せずとも、私を媒介としてウイルスを施設に運び込んでしまう可能性もある。
二ヶ月近く前だろうか、こんな⇒お知らせがポストに入っていた。ガス事業法等に基づく、ガス設備の定期保安点検のお知らせだ。
都合のよい日を申請して欲しいというメッセージと共に、時節柄検査員は出勤時の検温等行った上、万全の状態で各家庭を訪問する、と添え書きがあった。
(点検のためとはいえ、各戸訪問する担当者もたいへんだな・・・)
ヤマト運輸の方などはそれとわかるほど几帳面に「ディスタンス」をとろうとしている風が見受けられますが、それは単に神経質なユーザの存在故の現象ではなく、配達員の方自身も自宅に戻れば父親だったり母親だったりするわけで・・・だからこそ感染したくない、してはいけない、家族のために、という思いが相当強いのだろう、と思えてならない。
それがガス設備点検となれば宅配のようにDoor to Door(ドアからドア)だけで済む話しではない。
こう言っては何ですが・・・”無自覚・無症状の感染者”の宅内に入り、屋内設備に触れ、居住者と近距離で会話(豪邸でもない限り、台所は狭い)をし、また次のお宅で同じことを重ねることになる・・・かもしれない。
ミツバチが蜜を求めて花から花へと飛び回ることでおしべからめしべへの受粉がかなう図式がふと浮かぶ。
こんなことを従業員に強いる、たとえそれが法律で決められたことでも、この時期それを強いる企業体って何なのか・・・
安心安全をと言いながら、混み合う電車での通勤を強いる(そうせざるをえない?)世の仕組みと似ている。
(点検のためとはいえ、各戸訪問する担当者もたいへんだな・・・)
私が天涯孤独の身であったなら・・・さほどの躊躇なくこの点検を受け入れていたかもしれない。
実のところ、性格的にかなり脳天気で、まぁコロナにかかったらかかったでそれは運命と受け入れるしかない、というのが個人的な思いではある・・・。
が、6月まで点検希望日を延期していた。
何が何でも、私がウイルスを施設に持ち込む媒介者になるわけにはいかないから。
世の中に0%も100%もない。どんなに神経質になったところで100%感染を防ぐことはできない。それにそこまで私も神経質ではない・・・
闇雲に意味のない、根拠のない、恐れを抱き神経が病んでしまっては元も子もない。
但し、じゃあ仕方がない、と何もしないのか?
それとも、「自分にとっての不要不急とは何なのか」を振り返り、実行にうつすのか?
それは人それぞれなのでしょう。
自己完結することならどうにでもなる。
が、私に施設入所者の「人生」を決める権利などどこにもない。
今日、希望点検日を7月末に再延期。
今の私には、ガス設備の定期保安点検は「不要不急」に属する案件なので仕方がない。
ところで、以前、人は切羽詰まると、或いは土壇場になると、素が出る、と書きました。それでも、災い転じて・・・といったことになってくれれば、とも書きました。
この2ヶ月、様々な人達の、そして様々な仕組みの素の「一部」がその姿を見せているようです。
果たして、災い転じて、コロナを契機に、新たな展開(未来)があるのか、
「面倒なことは先送りして」しまうのか・・・
実はそちらの方が、コロナという一過性のウイルスなどよりも、ず~っと大きな不安材料です・・・。
私事ですが、宣言解除の前後から色々「緩み」が出ている間に行ったことがいくつかあります。
■特別定額給付金
実家のある自治体では申請書送付が5月末からの発送。母のマイナンバーカードは手元にあるものの暗証番号を知るものは「誰も」いないのでオンライン申請はできません。
当該自治体のサイトで申請書がダウンロードできるようになっており、それを使用しての申請もOKとあったので、GW後の受付開始早々に郵送申請済み。母の口座に入金されているかは未確認。でも、いつかは入金されるのでしょう。
私の住む自治体でも、オンラインはGW明け、郵送申請は5月末以降でした。GW明けPCからオンライン申請、2週間弱で入金。
■マスク
マスクの需給が緩んでおり、この期間に備蓄分を少しづつ揃えてきました。念頭に置いたマスクの規格等については以前書きましたので割愛。
クラウドファンディングでUV-C LEDでマスク除菌するケースへの応援を募っていたので一台応募。
サージカルマスクしか使わないので、需給の緩んだ今 同じマスクを何日も使うことは無いと思いますが、一旦外したマスクの「置き場所」として使用。
■アルコール消毒液
ハンドソープで十分と思っている方ですが、高濃度のアルコール飲料が近隣スーパーで何故か普通に購入可となっていた・・・
ネット上では即完売が常のようですが、店の奥の方にひっそりと陳列されていたせいか余り売れていない?そういうことなら、と複数回にわたって購入。
笹一 アルコール77 500㎖ 税込1320円
菊水 アルコール77 500㎖ 税込1320円
仙醸 アルカス77 360㎖ 税込1078円
佐多宗二商店 ウォッカ80 720㎖ 税込1999円
菊水のものだけ香料入り。飲料用なので、後々酒としてor料理酒として使うことも可。
これにより手洗いのルーティーンを変更;
帰宅したら玄関で即アルコール消毒。
荷物を置き、着ていたものを脱ぎ、ハンドソープで手洗い、
着替えた後、居間へ・・・
といった手順。
高濃度エタノール溶液に対応するスプレーボトルは、PEもしくはHDPE(高密度ポリエチレン)製。
500㎖のものとあわせ、100㎖用ミニサイズもそろえた。
Yahoo!のアンケートによれば、13万人中74%(6/3・12時時点)が第二波に備えていると回答しているようですが、
個人的には、第一波も二波・三波も関係なく、何も変わっていないのだと思っています。
相変わらず、無意識、無症状感染者が市中に存在し、
相変わらず、特効薬が無い、
のだから。
感染したくはないし、感染させたくもない
その為に私にできることは何なのか
それに基づいた生活を変えることなく続けることが、私にとっての「With コロナ」・・・