10月から都民のGotoが解禁?、これで一気に問い合わせ、予約が殺到した宿泊施設もあるという・・・
そんなニュースが先日ながれていた。
都民解禁だ、そして次はGotoイートだと、この手の報が流れると何気に気分が高揚し、そろそろ行ってみようか、と人々が動き始める、というのが世の常。
つられて、解き放たれたが如く、方々へ外出する人が更に増えるというのも自然の流れなのかもしれない。
大都市圏の感染者数も右肩上がりに増えるわけでもなく、今や感染者が百数十人と報じられても不安に駆られる人も目立たなくなった。
「そういった面での」免疫、そう、精神的免疫がついたとでも言おうか、要は目新しさが薄れ、人々がその辺りの数字に慣れてしまった、ということなのかもしれない。
それがここに来て感染者二桁となると逆に一部には安心感さえ漂いはじめる可能性もある。
そうは言っても果たして検査数の減少とどのように関係しているのかはまだわからない・・・。
母とは数ヶ月会っていない。
が、心配はしていない。
唯一願うのは、また転倒などして何度目かの骨折はしてほしくない、それだけだ。
母にとっての骨折の季節は晩秋からの冷え込んだ時と決まっている、という思い込みが私にあるせいなのか、それも切羽詰まった不安材料とはなっていない。
あえて付け加えれば、母の認知症の「程度」にその後どの位 変化があるのか、という測り知れない一点こそあるが、それは なる様にしかならない問題と割り切って考える事にしている。
住みにくい構造の古い建屋で悶々と一人暮らしを続け、精神的に疲弊してゆくことに比べれば、食事・健康管理が施された施設暮らしの方が・・・とも思う。
入所施設の面会制限はまだ解かれていない。
都内の感染者数に日本国中が日々戦々恐々としていた頃こそ、「最小限度」にとどまっていたかに見えた当該地域の羅漢者が、逆にここにきてむしろ増えつつある。
地方には海外からの出稼ぎ労働者が多い。日常習慣の違いからくるものなのか、そういった方々の羅漢者も目立つようになったと聞いている。
こういう状況になると、面会制限緩和を果たしてどうするべきか・・・施設関係者が頭を抱える姿が浮かぶ。
母との面会が許されるのはまだ先になるのかもしれない。
秋の彼岸となり後ろ髪を引かれるように、里帰りを決めた。
実家のメンテ、そして墓参となると日帰りで両方はこなせない。さてどこに泊まろうかと、心当たりの宿泊施設をチェックすると、Gotoキャンペーン割りという文句が踊っている。
釈然としないものの、要はどこのお宿も?この時期、都民でなければ(そして当然ながら体温等問題なければ)宿泊費用が35%割りになるのだ。
これで地方の宿泊施設がごった返すということなら、利用を躊躇うところだが、この彼岸の連休でも予約が取れる状態ということは、そうでもないのだろう。
果たして、都民解禁の10月になるとどうなるかはわからぬが・・・。
では新幹線は?と、指定席の予約状況を見るとさほどでもない。それではということで、彼岸直前に帰郷を決めた。
東京始発のみでの比較になりますが、これまで3〜4人/客車だったのが12、3人といった具合。
大赤字を出しているJRには申し訳ないが、この「空き具合」に何度となくこれまでも助けられた。そうでなければ帰省もままならないことになっていたのは間違いない。
月曜日、敬老の日。
郷里を目指す車中で この日 無料公開されるオンラインフィットネスを見つけ、よしっ、夕方ホテルに入ったらこれでもやるかと決めていた。
もとより観光目的でもなく、遙か昔とは言え幼年期を過ごし馴染みのある郷里をあちらこちら見学する気もない。
外は繰り出した人々が和気藹々と行き来しているに違いない。
が、傾きはじめた日が差し込むのを防ごうと窓のカーテンを閉め、チェックイン早々に籠もった部屋で オンラインフィットネスに勤しむ輩はおそらくこのホテルで私だけか?
4時過ぎから立て続けに4レッスン。
メニューは偶然にもストレッチが中心、ちょっとしたヨガポーズで~なんていうのもあり、エネルギー消耗というよりは身体の柔軟性が要求されるものばかり・・・
我が身の「硬さ」を思い知らされる。
腰痛から肩、腕と色々な痛みを経験してきたが、そもそも柔軟性のなさに原因の一端があるに違いないと思っている。それをここで再認識することになった。
これはまずい・・・
今の自分に必要なのは、「身体を柔らかくすること」かも・・・
さぁ、明日は墓参だ。