9月も1/3が過ぎました。
毎週日曜日の、週"慣"ご機嫌伺いの日です。
「もしもし?いつもの日曜日恒例の電話です。」
「あれ、今日は土曜日じゃなかった?」
「いや、日曜日だよ。どう、なんか楽しいことあった?」
「別にないねぇ」
「ちゃんと食べてるの?」
「いや、なかなか食欲がなくて。何かおいしいものでも、と思って買いに行こうかなと思ってたとこ。」
「でも、食べなかきゃ、体も頭も動かないよ。」
「いつも変わりばえしないとやっぱりねぇ。でも朝は卵の入った味噌汁をいつも食べてるよ。」
「ひきこもり生活では腹もすかんでしょ?例の”脳活教室”の集いはどう?」
「あれ、養老院の人がやってるんでしょ?」
「いやいや、違うよ。この前役場の人と包括さんが来たでしょ。役場まで行かなくともいいように、各地区の窓口として設置されている出先機関のようなもの。そしてそこの担当が包括さん。」
「あぁ、そうなの。毎週火曜日にあるというんだけど、この前は天気も悪かったし、膝も痛くて。包括さんに膝が痛いからいけないと、電話で断ったんだよ。」
「まぁ、台風が来てるのに行く必要はないけどね。今度の火曜日はどうかな?なんだったら、俺が帰省して一緒に行ってやろうか?昔は俺の手を引き幼稚園に通ったのだろうから、こんどは俺が手を引いて連れてってやろうか?アハハハハ・・・」
「いいよ、一人で行けるよ」
「なんだかんだ言って、しばらく外へでていないから、一人で行けないんじゃないのぉ?」
「そんなことないよ、目と鼻の先だよ。」
「それじゃぁ、次に電話するときには、どんな風だったのか土産話でも聞かせてよ」
「わかったよ」
う~ん、でも今度の火曜日は雨かも。また行かない理由ができてしまうかも。
それで行かないようだったら、いよいよ、帰省して一緒に行くか・・・
(ふとOさんとの会話を思い出す。びんた、でなくて食わず嫌い、の方。)
包括さんには、「母は包括さんと養老院を混同しているようです」と伝えておこう・・・。
それにしても、こんな日が来てしまうのだろうか・・・微妙だ。