Apple Watchでの心電図計測機能が日本でも「ON」となりました。
海の向こうでは2年ほど前から使えた機能。
それが「管理医療機器」の認可取得が日本では必要なため、これまで使えなかった・・・それがこの度”晴れて”日本でも使えるようになった、というわけです。
都内にある循環器内科では「アップルウオッチ外来」なるものを開始したようです。
それはさておき、早速使ってみました・・・
特に問題はなさそうです・・・
ところで「管理医療機器」といえば、ですが、
最近メディアが連発しているパルスオキシメータ。
それもあってか、品薄となっているらしい。
でも、Amazonや楽天のサイトをのぞくと結構な安価で、パルスオキシメータと「称する 」ものが購入可能となっています。
怪しい?製品でも無いよりはマシ、というのも一つの考えようかもしれません・・・が、少なくとも「医療機器認証」を取得したものかどうかの確認はされた方がよいと思います。
認証となると認証取得番号が割り振られるようですが、さもありなん、ちゃっかりこの番号を無断使用した製品もあったらしい・・・
それが堂々と楽天で、というのに「楽天おまえもか?」と少々ショックを受けました。(Amazon内でのそれには皆もうすっかり慣れているけど・・・)
認証を受けている、参考程度のおもちゃではない、「一応の」証しに認証番号が確認できれば、こちら↓のサイトで
検索し、事業者、製品名が一致するかチェックしてみることをお勧めします。
血中酸素濃度についてはApple Watchにも「一応」の機能はありますが、今回の心電図機能(アプリ)と違い認証を取得していません。
医療用のものではなく、ウェルネス、フィットネスの為だけに使う機能、とAppleも明記しています。
ちょっと比べてみましょう。
スポットで測定する分にはさほど変わりないように見えます。これなら、参考程度とした上で代用はできそうに見えます。
(但し、スポットで測定するのは自ずから昼間起きている時間帯、ということになります)
Apple Watchの場合、装着している限りは就寝中でも測定し、アプリ上でそのばらつきを後から見ることができ・・・
るのですが・・・
どうやら低めに測定値がでているような気がします(私の場合)。
例えばこの→場合、94-99%とばらついていますが、94%は既に危険なレベルです・・・
腕時計という特性上、手首を動かしている最中の計測ということがあるのかもしれません。
測定中は身体を動かさないように、と聞いたことがありますので、
就寝中は尚更、どのような状態で測定された数値なのか不明確、ということになります。
睡眠時無呼吸症候群なら、あり得る数値かもですが・・・。
よくわかるパルスオキシメータ 日本呼吸器学会(pdf)
Q&Aパルスオキシメータハンドブック 日本呼吸器学会(pdf)