それ 認知症かも

認知力の衰えを頑なに否定する年老いた母。それを反面教師に自らのこれからを考える息子。

"病の館"・・・②

 

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母を見舞った翌日、施設長宛に連絡を入れた。

 

f:id:masakahontoni:20180823154054p:plain昨日そちらにお邪魔しましたが、「太もも裏はそんなに痛いわけではない」と特に母から強い訴えはありませんでした。

お通じは、3日に1度ぐらい、多分お腹の薬だと思うけど赤い粒をもらって飲んだ、と言っておりました。

f:id:masakahontoni:20190827184413j:plain今度医師の回診があるはずだから、「馬鹿でも元気」などとふざけていないで、肝心の便秘についてしっかり訴えないとだめだよ、と伝えてありますが、果たしてきちんとお伝えできるかどうか・・・。

せっかくの回診日ですから有効に利用して欲しいのですが・・・。

帰り際、介護士さんから「奥歯のぐらつき部分が痛いという訴えが週末あった」と伺いましたが、この日母から直接そういった話はありませんでした。

 

 

f:id:masakahontoni:20190503183506j:plain回診時にご連絡いただいたこと先生にお伝えいたしました。

f:id:masakahontoni:20190827183624j:plain毎日服用している緩下剤(センナ)の作用で2日に一度はお通じがあるようなので継続して様子を見ましょう、との回答でした。

ご本人も診察時には納得されていました。

 

f:id:masakahontoni:20190503183506j:plain本日は整形外科の方も受診しましたが、患部の状態はとても良く、骨融合ができているので今回で受診終了になる、とのことでした。

先生から、湿布はどうしますか?
と聞かれると

どこもなんともないのでいらないわ
とおっしゃっていました。

ここのところ湿布へのこだわりが減少してきたように見えます。
湿布の方はまだ残りがありますので、必要となればまた先生にお願いしようと思います。


f:id:masakahontoni:20180906123454p:plain(奥歯の痛みについては無し・・・

ということは、一時的な訴えとの判断で今回は往診診療までの必要性無しという判断かな・・・

施設長にはK病院で受けたT歯科医院の往診診療にまつわる一悶着すべてつまびらかにしてあるのでお任せしておきましょう・・・少なくとも緊急ではないようなので、折りを見てまた聞いてみようか・・・
それより、服用している?し始めた?薬剤がセンナとわかったので、そちら辺りで念押しと可能性の部分を共有しておくほうが優先事項なのかも・・・)

 


f:id:masakahontoni:20180823154054p:plainいつもながらサポート頂き有り難く存じます。

お通じについてですが、

既に毎日薬剤を服用し、二日に一度はお通じがある、という事実がわかり少々安堵しております。

便秘用薬剤を常用しすぎると腸の働きが鈍くなり今度は更に便秘が悪化する場合もあるとよく聞きますので、早期に母が薬剤の力を借りずに便秘を解消できること願っています。

水分の摂取が少ないのかと思い、見舞いの度に 少しづつ回数多く水分をとるよう伝えてはおります。

便秘で悩む人などに聞くと、高齢者の便秘にはいくつかの理由が考えられるそうです

1.加齢により、
 腹筋の衰え
 腸の運動機能の衰え
 直腸・肛門の感覚の衰え
 いきむ力の衰え
 便が出にくくなる

2.運動不足により、
 血行、腸の働きの低下

3.薬剤服用により、
 副作用による慢性便秘

4.食事量、水分補給不足により、
 咀嚼力低下→柔らかい消化のいいものだけ飲食→食物繊維の摂取量が低下→便のかさが小さくなり腸への刺激が少なくなる→便が腸に停滞
 喉が渇いた、という感覚の鈍り→水分補給の怠り

 

f:id:masakahontoni:20180823154054p:plain整形外科の方ですが、

ここ数ヶ月の母をみていると、言い方は悪いですが、高齢者の患う疾病のデパートのような状態にも見えていましたので、うち一つ、骨折箇所の治癒はうれしいニュースです。

骨の髄に金属が入っていることもあり、今後2度と骨折して欲しくはありませんが、先に医師から指摘された背骨の圧迫骨折もありますので、寝たきりにならぬよう祈るばかりです。

太ももの痛み具合は私も会う度に尋ねるのですが、「たいしたことはない、痛いと言えば痛い程度・・・」と確かに大事ではない様子でした。

母の返答も、前回と比べてどうだったか、よくなったのか 悪くなったのか という比較が本人にはできていないと思われるので、行き当たりばったりのような気もします。

私が見舞いに訪れる日曜日はデイサービスがない日でもあり、食堂に出て他の入所者と話すでもなく、部屋に引き籠もりベッドでごろごろという状態が多く、意識自体多少ぼーっと「お目覚め直後」のような状態も多いようです。

先日は、カーテンを閉め部屋を真っ暗にした中でベッドに横たわっていましたが、案の定 話の内容もとりとめのないものでした。

細かい状況までお知らせ頂き、有り難うございました。

 

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便秘薬には大きく分けて刺激性下剤と緩下剤の2種類があります。緩下剤は適切な量を毎日使い、それでも効かないときに頓用で刺激性下剤を使うという使い方が基本になります。

情報源: 健康情報誌「消化器のひろば」No.11|消化器のひろば No.11|バックナンバー|消化器のひろば|一般のみなさまへ|日本消化器病学会

 

www.hakujuji.co.jp

 

 

高齢者の便秘については上のサイトを参照しましたが、改めてそれぞれの可能性を母の場合について考えてみた;

●・・・確実
・・・当然そうであろう
!!・・・可能性あり、要注意 
X・・・可能性小

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 高齢者故の肉体的・身体的衰えは想像に難くないし、それに起因するものなら致し方ない部分もある。

 

けれども、歯がぐらつき、介護食としての”やわらか食”しか食べられず、(とは言え、それで食物繊維摂取量が減るのかは不明)、かさが小さくなり、腸への刺激が減り、結果として宿便という負の連鎖が起きているとするのならば、そもそも何故 歯がぐらつくに至ったのかに どうしても 思いが向かってしまう。

 

そして、これは家族が注目しておく必要があるのだろうが、服用薬剤の副作用の可能性については、いつ頃から便秘薬を飲み始めたのか(これは毎月調剤薬局から明細がくるのでいずれわかる)という点と、他に服用している薬との因果関係、がある。

 

新たな課題がまた一つ増えた・・・。