前回から数日経過して、包括さんと。
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3ヶ月経過し脳活の集いが(規定では)11月末で終了。修了証をもって最終日(11/27)を迎えるはずだった。11/25の母との会話では、『11/27は歯医者の予約があるので・・・』だったので、それなら修了証を届けがてら再度新たなデイサービス参加を促してみるのはどうでしょうか、と包括さんに持ちかけたのが前回でした・・・
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このあいだ、仮に母が今度の火曜日に脳活の集いを休むとなると、「修了証」が頂けないことになると思いますが、頃合いを見て、その修了証の届けがてら、母に今一度デイサービス参加を促す、というのはどうでしょうか・・・・
参加頂いている”集い”の担当とも相談いたしましたが、今回は例外的になりますが、再度、同じ脳活の集いにこれからも参加頂こうかと思っています。そのため、修了証の交付はせず、そのまままた火曜日になりましたら、昼頃こちらからお電話を差し上げて、当日の参加を促す形を取りたいと思います。
といいますのも、「ご自宅から集いまでの往復に問題は見られないが、開催場所の建屋内(結構大きな自治体施設)で、一旦トイレに行くと元の部屋に戻れなくなる、迷ってしまう事が見受けられる」と担当者からの指摘も受けておりますし、お勧めしているデイサービスへの参加も難しそうな様子、そして、認知面における受診もできない、事など考え合わせ、担当者と相談の上そのような処置を執らせて頂こうと思います。
トイレから部屋に戻れなくなる、といった状況は初めてですね。それは、その様なことが偶々でなく、よくある、のですか?
はい、その様です。実は、これは私がご自宅にお伺いした際のできごとですが、お茶を入れてくださるということで、電気ポットを部屋までもってこられて、上の方にあるふたの真ん中にあるところを押し込むとお湯が出てくる・・・
はい、わかります。多分それは、母がもう十年くらい使ってるものですね。
その、押し込むところのそばに横に動かすことで、ロックを掛けたり、外したりする部分・・・そのロックがかかった状態だったのですが、ロックの外し方がわからなくてずっと悩まれる、そんなこともありました。
それと、火曜日になると”集い”のある日ですよ、と確認のお電話をいつも入れているのですが、必ず「歯医者の予約が入っているので行けない。膝も痛い。」と決まったようにおっしゃいますが、実際は集いの方に参加されている・・・。
そして、つい先日なんですが、脳活の集いも大分通われどんな印象をお持ちですか、役場の方でも参加者の方の感想など参考にしたいようですよ、今度教えてください、という話をしたのですが、その後お母様が直接役場の方へ突然電話をされ、私には細かいことはわからないのでお役に立てない、といった風のことを話されたようで、役場からこちらの包括支援センターまで連絡がありました。
ポットのロックの方は、果たしてロックの外し方を忘れてしまったのか、それとも、第三者の前で気がそぞろとなり、一時的に慌てたのか、ちょっとわかりかねますね。
歯医者の件については私も少々不可思議に思えていまして・・・毎週のように脳活の集いに行けたのか、あるいは今度はいくのか、話題に出しますが、度ごとに、歯医者の予約があったので行けなかった、予約があるので行けない、と応え、一方で、今度の予約はいつ?と聞くと、月曜日に相当する日付を口にしたり。ああ、行けなかったのか、ああ、行けないのか、と思っていると、後追いで包括さんの話から、実は行っていた、となる・・・。
次回通院予約日を窓口でメモ書きしたものを渡してくれる、と以前聞きましたので、もしかすると、予約日でない日に勝手に行ってしまったりとか、そういう可能性も、と思いますし・・・歯が抜けた、のは事実なんでしょうが、それにしても1ヶ月経つのに未だに毎週のように歯医者、というのも釈然としない。
(ポットの件は、人前だと多分に体面を気にするところがあるので、そちらを気にしながら、さてお湯が注げない、どうするんだっけと平行して考えることができなくなった可能性もあるかな?それにしても、やはり包括さんも、母の”歯医者が””膝が”という口上に「おかしいな?」という印象なんだな。)
そうなんです、その辺りのところ含め、デイサービスへなんとか通って頂けるとよいのですが、強制的に包括の方で動くことはできませんので、やはりご家族の方々が、今後についてご本人と相談して頂きたいと思うのです。
前回のお話で、お子様方のご協力があれば、とか、ご家族で今後について相談、とかのお話ですが、正直、本人となにが相談できるのか、という気持ちもありまして・・・。
物忘れ外来受診騒動含め、これまでこうしたらああしたらと様々なことについて話しかけは勿論、説明もしてきたつもりではおりますが、少なくとも包括センターへ電話を入れたあの時、そう、この夏まで何らの具体的行動も引き出せなかった、というのが事実ですし。
まさに、あの時包括さんが言われた、第三者が入ることで本人が受け入れる場合もある、というその言葉通り、こうしてこの3ヶ月間まがいなりにも”脳活の集い”に通うことができたわけで・・・それ自体が私にはある意味驚きで、感謝もしているわけです。
ここで、デイサービスには行きたくないという母、それでは家族で話し合いを、と言われましても、一体なにを話し合えるかな、と。これまでも話し合いはできなかったではないかと、嫌だという母がその態度を私の前で変える、などということは想像もできないんですね・・・。
お母様も、内心では色々悩まれているのかもしれません。デイサービスのことも、最初にこんなサービスがあるんですよ、と話したときは、それはいいわね、面白そうね、と言ってたんです。
遠くから眺めていると行きずらかったデイサービスも、ご家族同伴で見学をされて行くことになった、というケースも結構あります。デイサービス見学に行くぞ、というのではなく、何かのついでに立ち寄るといった形で、何気なく、という方法もあるかもしれません。
(元ラグビー部のOさんのことをふと思い出す・・・)
で、その後、心変わりしたかのように、直接電話で断ってきた・・・いつものパターンですね。その場ではニコニコしているが、一人になってあれこれ考え、やっぱり止めた、となる・・・
この前ご相談にそちらにお伺いしたとき、会って頂いた方もおっしゃっていましたが、「本人が困って助けを求めているときがチャンス」というのは理解できるのですが、果たして母が今そういう状況なのかはわかりません。
物忘れ外来にどうやって連れ出すか、の時も、それに似たようなアドバイスも色々あり、骨折で入院していたT病院の看護婦さんの協力も頂いて、ただの検査だから、誰でも受けるから、と。それで確かに窓口までは行きました、かなりの抵抗はありましたが。それでも、うちの母にはそこがどこなのか、なにを診るところなのかを判断する認知力はしっかりありますので、結局その日家に帰ってから後、頑として通院はおろか、自ら、二度と行かないと直接病院に電話をかけた次第で・・・。
そうですか・・・。それでも、諦めないことだと思います。何度も何度も、お伝えしていくことで、受け入れられる日が来るかもしれないです。デイサービス見学の方は、あらかじめ見学の日を連絡いただければ、こちらでも色々アレンジしておきます。年末また帰省される折には、またお母様との話し合いをしてみてください。
目先、とりあえずは、これまで通り、火曜日は脳活の集いに通っていただく方向で、私たちも、当日昼頃にお母様に確認の電話を入れるようにいたします。
それと、デイサービスの施設ですが、やはり、B通りの施設の方が、同じような年齢のしかも女性の方が多いので、お勧めはB通りの方、ということでご理解ください。
そうですか。それとなくやってみます。包括さんの方は、母から何か失礼なことなどいわれていませんか?何かありましたら遠慮なくご連絡ください。
なかなか、一筋縄ではいかない母ですが、同じような例はあるものですか?
全然問題ありませんよ。なかなか周りの思うようにならない例はもう本当に沢山あります。怒りつけられたり、怒鳴られたり、そんな例も結構あります。