それ 認知症かも

認知力の衰えを頑なに否定する年老いた母。それを反面教師に自らのこれからを考える息子。

包括さんへ、「よろしくお願いします」

 

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月曜日、早速母との会話内容を包括さんにお知らせする。

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お世話になります。真坂の長男です。先日のご連絡有り難うございました。日曜日に母に連絡を取りましたが、うち何点かご報告いたします。

 

歯が抜けてから1ヶ月経つのに未だ歯医者通いなのかと茶化したところ;

虫歯が見つかったので治療、治療自体は当日完了したが、次回は11/27に来るように言われている。

とのことでした。母のその記憶が確かなら、27日の脳活の集いはお休みすることになるかもしれません。

 

B通りにある施設に行きませんかと勧められたが、行く気はない。

そういえば、今通っている集いが終わったらどうするの?とおもむろに尋ねると、この返答でしたが、歯が抜けて胃が悪い、とか、医師から云々とか、Aさんが、といったフレーズは出ませんでした。

(因みにAさんはY丁目にお住まいで90歳ぐらい。年上ということもあり?何かにつけ母は一目置いているようです)

 

あわせて、母が口にしたのは;

包括さんは、ご近所のBさんとかCさんとかもデイサービスに通っていると言ってたけど、本人達に聞いたらそんなところへは行ってない事がわかったんだよ。

と不機嫌な様子でした。

母は元々、ご近所の目とか、逆にご近所の様子とか、非常に気にする性分です。私から見ると、”異常なまでに”、と付け加えたいくらい、事あるごとに、あの人は、この人は、と陰口含め、元気な頃から周り(ご近所)のことばかり話題にする人でした。

只、それより広い世間のことは全くわからない、知らない、と思います。それだけにごく近隣界隈の話題については注意深くあたる必要はあるかと思います。

ちょっとした点を曲解、誤解、もしくは悪い方へ解釈してしまう、事も大いにあり得ると思います。

なお、H神社そばにある施設の方については全く話がでませんでした。偶々なのかもしれませんし、B通りの施設に(何らかの理由で)記憶に残る程のわだかまりがあったのか、あるいは、単に、H神社そばの施設を忘れてしまっただけなのか、それはわかりません。

 

とりあえずは;

  • 包括さんの紹介だから、とか、ご近所がどうだから、ではなく、引き籠もりを回避するためにはどうしても機会を見つけ外に出る必要がある、
  • デイサービスを行う施設もたくさんあるから、B通りだろうが、そうでないところであろうが、机の上で考えていても、どんな人がいるのかも、見てみないとわからない。話題作りにもなるから、お試し見学でもしてみたら?

と繰り返し伝えましたが、母も強情なので、肯定的な返答はありませんでした。

行かないなら行かないで、なじみの八百屋にも出かけるから大丈夫、と言うので、

  • 今の世の中85歳以上のお年寄りの半分以上が認知症、その一番の原因は、結局のところ生活習慣。偏った食事、引き籠もり、はダメ。勝手知ったる場所で、いつもの人と、いつもの話をしたところで、脳活にはならない。歳をとれば誰でも痛いところはある、それでも自ら機会を作るようにしないと、
  • その内私が誰かもわからなくなったら困りますよ、

と冗談めかしつつも付け加えておきました。

 

ところで、仮に母が今度の火曜日に脳活の集いを休むとなると、確か最終日に授与される「証書」的なもの?が頂けないことになると思いますが、

だとすれば、(包括さんのお手数をおかけすることになりますが)ご都合よろしいとき、頃合いを見て、その証書を届けがてら、

「3ヶ月がんばりましたね」と母に今一度 面会頂く、というのは如何でしょうか?(私の素人考えですが)

その際に、母の"思い込み"がまず補正されれば、その後の話の展開も・・・と期待しております。

 

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