認知症介助士講座のテキスト冒頭(といっても14P目)にこんな部分があり、しっくりきたのでとりあげます。
若い人たちも超高齢化社会という状況を理解したうえで、自分の加齢をしっかりと見つめ、長い人生をいかに生きていくかを考えなければならないのです。
その一つとして、加齢に伴い認知能力が低下するという現実を受け止め、認知症予防に効果があるとされる運動などを習慣化させたり、積極的に社会参加するなどして、自らその防止に努める必要があるのです。
そうだ、と思った、
そして、母の様子、取り巻くあれこれを中心にブログを書き始めましたが、とどのつまりやはり一番声を大にして、訴えたい部分はそこなのだ、と再認識させてくれた箇所でした。
ここでは「その一つ」として触れられているだけですが、果たして読み進めていく内に二つ目、三つ目、についての言及があるのかは、未だわかりません。
もう何年も前から、(それは、母が、ということではなく)、自分なりに行ってきたこともあり、
- 運動の管理
- 食事の管理
- 精神/情緒の管理
- 検査/健康の管理
等々について、そういうことも時々に書き綴っていこうと思います。
それは、”現在の私が思うに”、母が辿ってきた道とは異なる方向であるはずで、今は冷酷に、「母を反面教師として」私は生きよう、という思いを強くしている次第です。
人それぞれ個性があり、環境も違うので、それが参考になるかはとても疑問ですが、少なくとも、-以前書きましたが- 現在のように「そうなってから」の事ばかりに焦点があたっている状況から、もっと「そうならないためにはどうすれば」の方も”同様に”、それもできるだけ早く、真剣に大騒ぎする状況となってほしい、少なくとも、そこはかとなくそれを個人レベルで考えて始めてほしい、そのきっかけとなるのなら、というのが私の心境です。